VRとは、Virtual Reality(仮想現実)の略称で、「現実にない世界または体験し難い状況をCGによって仮想空間上に作り出す技術」を表す言葉です。近年では、エンターテインメントや教育現場(toC)だけではなく、製造業や販売業(toB)の領域においてもVR技術が浸透してきています。本稿では、弊社独自の3つのVRソリューション(LiveXR Pro、Live360、LiveXR)を活用した各企業様への実績事例についてご紹介していきます。弊社独自のソリューションを活用すれば、各企業様のご要望に合わせたオリジナルコンテンツをカスタマイズすることが多大なコストをかけることなく実現します。それでは、企業別の導入事例実績を見ていきましょう。

お役立ち資料
VR導入サポートガイド
企業別導入事例
LiveXR Pro の実績事例-VR(MR)技術を活用したドライブシミュレータ-
【サービス説明】
BMWi3実車の運転席でOculus Riftを装着して、実車のハンドル・アクセルを操作すると、VR空間内の街並みを駆け抜けられるシミュレータサービスを弊社のソリューションLiveXR Proで実現しました。
実車のアクセル・ハンドルの操作と、VR空間内のBMWi3の走行が一致するように、 Oculus Riftと実車のタイヤやアクセルの動きを読み取るためのシステムとプログラムを構築、 BMWi3の試乗運転と同じ体験を目指しました。これにより実車走行をしなくても電気自動車の運転を体験でき、強い購買意欲が生まれる機会を創出しました。
【制作物】
・実車両に専用のセンサーを取り付け、アクセル・ブレーキ・ハンドル(タイヤ角度)のデータを取得するシステムとプログラムを構築。
・試乗運転ができない、免許を持たないお客様でも、BMW実車でドライブ体験ができます。
Live360 の実績事例-VR空間へ遠隔地から参加することで作業教育・安全教育を実現-
【導入背景】
実在する製造現場を模したVR空間(デジタルツイン)です。遠隔地からオンラインで集まった受講者に対してVR空間の中で機械操作などの教育を施すことを弊社のソリューションLive360で実現しました。このサービスには以下のようなメリットがあります。
- 現場で直接機器操作をしなくても、立体的で体感的な学びを得られる。
- 現場に大量のマニュアル・ドキュメントを持ち込む必要がない。
- 受講者が遠隔地から来る必要がない。
- 部屋の広さや製造機械の個数などによる人数制限がなく、多人数を同時に教育できる。
大量のマニュアル・ドキュメントはVR空間内でいつでも確認することができ、各種教育の復習も気軽に行えます。あわせて本サービスはIoT連携させており、現場の機器がもつ様々なリアルタイムデータをVR空間内でリアルタイムに確認・監視できます。
【制作物】
・デジタルツインのVR空間なので、遠隔地からの参加であっても内部構造や装置そのものを目視確認と同じように学べる。
・デジタル空間なので、教育内容や教材レイアウトの配置差し替えが容易
・IoT連携により、VR空間内で現場の機器の状態をリアルタイムに確認・監視が可能
LiveXR の実績事例-バーチャル空間におけるEコマースサービス-
【サービス説明】
クライアント様のネットショップと連携し、バーチャル空間内に設けた店舗での商品購入(EコマースVR)を弊社のソリューションLiveXRで実現したサービス。通常のECサイトでの購入とは違い、リアル店舗での買い物により近い体験を実現することで、商品への興味をより強く引き出し、購入行動に繋げます。
【制作物】
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・バーチャル空間内に表示されている商品の3Dオブジェクトや画像を、クリックするだけで購入画面が空間内に開き、その場で買い物が可能。別タブで、購入画面を開く必要はありません。
「LiveXR Pro」「Live360」「LiveXR」
ここまでご紹介した3つの事例は、弊社VR開発実績事例のごく一部のご紹介ですが、弊社の技術がtoBの領域において様々な現場で活躍していることがお分かりいただけたかと思います。プレミアムアーツのVR部門では、用途に応じて3種類のソリューションを提供しています。
1:LiveXR Pro
産業向けのメタバース・デジタルツイン(VR・MR)のソリューションです。
高品質な仮想空間を構築できます。CADやCAEのデータを表示させることに向いています。
さまざまなライブデータ(IoT)を接続し、事象のモニタリングから、分析や予知を行います。
2:Live360
デジタルツインをWebブラウザで体験できるので、スマホやタブレットでも利用可能。
実際の現場が存在する場合に非常に有効です。3Dスキャナーで撮影し、空間再現します。
3:LiveXR
Webブラウザで体験できる、VR会議・イベントの仕組みです。
バーチャルイベントをすぐに実現できます。
これらを踏まえ、利用局面に応じたVRソリューションの使い分けを推奨します。
VR技術で解決できるかもしれない課題をお持ちなら、ぜひプレミアムアーツにご連絡ください。多大なコストをかけずとも解決できる可能性があります。お待ちしております。

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