【新たな体験を演出するVR】業界別活用アイデア事例4選
2022/09/09
活用事例

VRとは、現実にない世界または体験し難い状況をCGによって仮想空間上に作り出す技術のことを言います。スマートフォンやタブレットの普及に応じて、VRを身近に体験・活用できる機会が近年と増えてきました。購入前を部屋に内覧するサイトや、ゴーグルを付けて楽しむVRゲームをご存じの方も少なくないでしょう。多くの自治体や企業でも、VR技術を利用したさまざまな取り組みが広がりつつあります。しかし、実際にVRを取り入れたいという企業や担当者の中には「VRはイメージできるけど具体的な活用方法がわからない」という方も多いのではないでしょうか。本コラムでは、実際にVRを使った具体的なアイデアとして、業界別に展開されている4つの活用事例を紹介します。

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「こんな使い方ができるのか!」と思ってしまうVR活用事例4選

【建築会社事例①】都市再開発エリア体験VR

東急建設の中・大規模向け木造建築ブランド「モクタス」のコンセプトを体感してもらうVRサービスです。対象エリアの既存の地形データをベースに、ブランドコンセプトに合致させた街並みがVR空間内に3Dで構築されています。VR空間を歩くことで、まだ存在しない街並みをわかりやすく体感することができ、より直観的にコンセプトを理解することができます。地元商店や中小企業オーナーの方々に体験頂き、「モクタス」ブランドでの街開発・リフォームへの意欲創出の機会とされました。

【VRを活用したアイデアが実現すること】

  • 存在しない街並みを、デザイン案から3D立体化。
  • 既存の地形データをベースとしているので、該当エリアの地形の高低差を正確に再現、VR空間内で体感可能。
  • Unreal Engineを活用した高品質なビジュアルで、現実と見まがうようなVR体験を創出。

【建築会社事例②】建築現場を模したVR空間に施工後のBIMモデルを表示する検証

実在の建築現場を模したVR空間(デジタルツイン)に、BIM/CADモデルによる3Dオブジェクトを表示させることをLive360で実現したVRシステムサービスです。

【VRを活用したアイデアが実現すること】

  • 現実とほぼ同じVR空間(デジタルツイン)に、建築後の状態を表すBIM/CADデータの3Dモデルを表示させることで、現場の工事・施工後の状態をVR空間にて可視化することができます。
  • 現実とほぼ同じVR空間に、施工後の状況を表す3Dモデルを表示するという、VRを2重に組み合わせた効果を実現。

【飲食店事例】VR空間での飲食店紹介

実在の飲食店を模したVR空間(デジタルツイン)で、バーチャルでのリアルな来店体験と店舗内紹介を兼ねたサービスをLive360で実現しました。

コロナ禍でアクセスが減った飲食店。手軽にアクセスできるVR空間でありながら、よりリアルな来店経験を得ることで、実際に訪れたことのない店への興味関心を強固にしていく広告宣伝効果が高いサービスとなっています。

【VRを活用したアイデアが実現すること】

  • 再現度の高いデジタルツインなので、訪れたことのない店内の雰囲気を、気軽に、リアルに体感することが可能。
  • 店員のPV動画をVR空間に表示するなど、店舗の宣伝につながる仕掛け作りが容易。

【テレビ局事例】バーチャル公開配信

公開収録&配信のスタジオに大型モニターを設置、それにバーチャル空間内のカメラで空間の様子をリアルタイムで投影し、その映像を見ながら出演者が語りあう番組。

同時に、スタジオにいる出演者はアバターでそのバーチャル空間に入り、空間を訪れた一般人のアバターとリアルタイムで声による対話を楽しみ、その様子もスタジオ内大型モニターで配信されました。

【VRを活用したアイデアが実現すること】

  • スタジオにいる出演者がアバターとしてバーチャル空間へリアルタイム参加。
  • スタジオにいる出演者とバーチャル空間の参加者の音声通信を使った、リアルタイムなコミュニケーションを提供。
  • 数々のエモート(3D絵文字)機能を搭載。

本格的なVRコンテンツが作れるサービス「LiveXR Pro」「Live360」「LiveXR」

上述した4つの事例は、VR活用アイデアのほんの一部ですが、観光や建設・不動産など多岐にわたる業種で、さまざまなアイデアをもとにVR技術が活用されていることがお分かりいただけたかと思います。

VRアプリやコンテンツは今、多くの企業が開発し実用化されていますが、今回紹介した4つの事例はすべて株式会社プレミアムアーツが開発した3種類のVRソリューションを活用した実績事例です。

  • 【建築会社事例①】都市再開発エリア体験VR
  • 【建築会社事例②】建設現場を模したVR空間に竣工後のBIMモデルを表示する検証
  • 【飲食店事例】VR空間での飲食店紹介
  • 【テレビ局事例】バーチャル公開配信

 

プレミアムアーツのVR部門では、用途に応じて3種類のソリューションを提供しています。

一般的にVRソリューションは、参加人数とデータの同期数によって分類されます。弊社が開発したVRソリューションを配置してみました。

上図のとおり、適材適所でVRソリューションを選択することをおすすめします。

1:LiveXR Pro

            産業向けのメタバース・デジタルツイン(VR・MR)のソリューションです。

            高品質な仮想空間を構築できます。CADやCAEのデータを表示させることに向いています。

            さまざまなライブデータ(IoT)を接続し、事象のモニタリングから、分析や予知を行います。

2:Live360

            デジタルツインをWebブラウザで体験できるので、スマホやタブレットでも利用可能。

            実際の現場が存在する場合に非常に有効です。3Dスキャナーで撮影し、空間再現します。

3:LiveXR

            Webブラウザで体験できる、VR会議・イベントの仕組みです。

            バーチャルイベントをすぐに実現できます。

その他の事例についても知りたい方はぜひ、以下のページより事例集をダウンロードしてみてください。

CTA(誘導先):資料「VR活用事例集へ誘導(予定)

VR技術で解決できるかもしれない課題をお持ちなら、ぜひプレミアムアーツにご連絡ください。多大なコストをかけずとも解決できる可能性があります。お待ちしております。

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